３０代主婦です。スーパーで勧誘されたのをきっかけに、初めてクレジットカードを申し込んでみたところ、落ちてしまいました。別にそれほど必要だったわけではありませんが、落ちたことに結構ショックを受けています。何か原因があるのでしょうか。考えてみても、過去にお金のことでトラブルになった覚えはありません。でも、意外な理由でブラックリストに載ってしまうこともあると聞き、今後も作れないのではと心配になっています。
携帯電話の支払いを忘れただけでもブラックになります
おっしゃる通り、本人が意識しないところでブラックリストに載ってしまった、ということは珍しくないようです。例えば、支払いや引き落としがあるのを忘れていて未入金にしてしまうと、それだけで滞納になります。最近では携帯電話の料金を払い忘れて、というケースが増えているそうです。最近の携帯電話は、本体代を分割で支払いますよね。それはローン契約です。ですのでうっかり滞納してしまうと、ブラックリストに載ってしまいます。
心当たりはないけど気になる、というのでしたら、信用情報を取り寄せて確認なさるのが確実かと思います。クレジットカードを作るときやローンを組むとき、金融機関は信用情報機関というところに個人情報を照会します。この個人情報に不利な事柄が記載されている状態が、いわゆるブラックリストの状態です。この情報は本人が請求しても取り寄せることができます。料金は有料ですが、ネットからでも請求できますので、検索してみてください。
でも、それほど気になさることもないのではないでしょうか。クレジットカード会社には、審査が厳しいところと甘いところがあると聞きます。落ちたからといって、本人に非があるとは限らないようですよ。また申請書に不備があったり、在籍確認に失敗したりすると、それでも落とされると聞きます。今度また別の会社に申し込んでみて、それでも落ちるようなら気にされてはいかがでしょうか。
ブラックの人がカードの審査に通るためには
ブラックになると、カードの審査に通らなくなりますから、カードを持つことはできないでしょう。このようになると、色々と不便を感じる事もあります。なぜ通らなくなるのかというと、信用情報として登録されるからです。信用情報は、それを専門的に扱う会社が管理運営を行っています。信販会社は、審査の段階でこの会社に問い合わせて、過去の踏み倒しや滞納の履歴がないかどうかを調査するのです。調査の結果、過去に返済しなかったことがある場合には、通さないというのが基本的なスタンスです。信用情報を扱う会社は信販会社からも金融機関からも独立していて、多くの信販会社や金融機関が調査に用います。
このようになっていますから、ある信販会社でカードを持とうと思っても持てなかった場合、他の信販会社のカードを持つこともできないという状態になるのです。このようになると不便を感じる人も多いでしょうが、この場合にはどうすれば良いのでしょうか。まず、信用情報が消えるのを待つという方法があります。信用情報はいつまでも保存されるものではなくて、5年から10年で消えます。ですから、消えるまで待ってから申し込みをするというのも良い方法だと言えるでしょう。しかし、急いでいるときにはどうすれば良いのでしょうか。
急いでいるからと言っても、審査に通らなければ持つことはできませんから、これは諦めるしかないでしょう。しかし、これに代わる別のものを利用するのも良い方法です。例えば、カードの加盟店で使うことのできるデビットを用いるのも良い方法です。デビットであれば、借り入れをするというわけではありませんから、信用力は必要ありません。銀行に残高がなければ使えないだけですから、信用力を調査すると言うことはないのです。ですから、基本的には誰でも利用できるものだと言えるでしょう。これを使えば決済に用いる事もできますから、使い勝手としてはカードを持っているのと同じように使えます。
